西武連敗ストップ 隅田無傷の4連勝

試合雑感

2025年4月26日(土) ベルーナドーム

【パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs オリックス・バファローズ 5回戦 

【試合終了】 ◇開始 14:01 ◇終了 16:53 ◇試合時間 2時間52分 ◇入場者 24,095人

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オリ000000000071
西武00030000x3110

球審:敷田 、塁審(一):有隅 、塁審(二):山路 、塁審(三):川上 

【勝投手】隅田(4勝0敗)
【敗投手】エスピノーザ(0勝1敗)
【セーブ】平良(5セ)

バッテリー

【オリックス】エスピノーザ川瀬椋木権田 ‐ 若月
【西武】隅田ウィンゲンター平良 ‐ 古賀悠

本塁打

【オリックス】
【西武】長谷川 1号(4回3ラン エスピノーザ

 投打の若獅子が輝きを放ち、チームの連敗を「4」で食い止めた。打っては長谷川信哉が1号3ランを放ち、投げては隅田知一郎が7回無失点で、開幕から4戦4勝。ソフトバンクに代わって最下位を脱出した。

長谷川殊勲の3ラン

 やはりホームランは試合を決める威力がある。日本ハムの25本塁打に比べ、西武は7本目。四回、2番長谷川信哉が均衡を破る1号3ランを放った。チームの3ランは今季初で、3得点以上を奪ったのも7試合ぶり。複数得点は64イニングぶりとなる大きな大きな一発だった。

 初回は1死一、二塁、二回は1死満塁、三回は1死二塁の好機でいずれも無得点。四回も1死一、二塁の好機で西川愛也がレフトフライで2死となり、また同じ流れと思われたが、ここで空気を変えた。外角高めのツーシームをとらえて左中間スタンドへ。捕えそうで捕えられなかったエスピノーザの尻尾をようやくつかみ、隅田を援護する3得点となった。

 開幕から試合連続で1番で先発も、打撃不振で一時は先発を外れ、けが人が相次いだことで再び先発に戻って好守もアピールし、直近は2番と打順を上げていた。ここまで打率は.162と苦しむが、この一発が起爆剤となるか。

 連敗脱出のお立ち台で「マーベラス!!」と叫んでファンと喜びを共有した。

 華やかな顔立ちのスター候補。でも着替えれば苦悩の若者でもある。文句なしの殊勲打でもなお、打率は1割6分2厘だ。「苦しい成績です。苦しかった、というか苦しいです。2軍だと打てるから1軍でも同じようにしたいのに…」。大半のプロ野球選手がぶつかってきた壁だ。(日刊スポーツより)

【西武】長谷川信哉「マーベラス!!」決勝1号3ランで連敗脱出 ファンと歓喜も「明日が大事」 - プロ野球 : 日刊スポーツ
西武長谷川信哉外野手(22)の首に派手な金色ネックレスがかかった。首位オリックス相手に4回、決勝1号3ラン。連敗脱出のお立ち台で「マーベラス!!」と叫んでファ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

隅田、圧巻の26回連続無失点

 今季の隅田は一味違う?直近2年連続で9勝10敗だった隅田が開幕から4連勝。防御率は堂々のリーグトップとなる0.58と圧巻の成績で、月間MVPに大きく近づいた。

 初回にいきなり連打で始まったが、2死満塁のピンチをしのぐと、波に乗った。四回は4番杉本、5番西川、6番ディアスに三者連続三振。六回、七回は先頭打者にヒットを許したが、後続を断った。7回を114球で7安打を浴びながら11奪三振、1四球の無失点で、勝ちパターンへと託した。

 これで12日の日本ハム戦の8回無失点、19日のソフトバンク戦の完封に続き、26イニング連続無失点を継続。ほぼ3試合連続完封に近く、驚異的な勝負強さとなった。

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