高橋光成また勝利ならず 西武延長サヨナラ負け

2025年4月22日(火) ZOZOマリン

【パ・リーグ公式戦】 千葉ロッテマリーンズ vs 埼玉西武ライオンズ 3回戦 

【試合終了】 ◇開始 18:00 ◇終了 21:23 ◇試合時間 3時間23分 ◇入場者 24,257人

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西武1000000000122
ロッテ0000010001x290
【勝投手】益田(1勝0敗)
【敗投手】平良(0勝1敗)

バッテリー

【西武】髙橋光成佐藤隼ウィンゲンターE.ラミレス平良 ‐ 古賀悠炭谷
【ロッテ】石川柊木村鈴木ゲレーロ益田 ‐ 佐藤

 高橋光成の好投がまたも報われなかった。6回自責点0ながら勝敗はつかず。1点をリードした六回、味方のエラーで同点とされ、延長の末にサヨナラ負けした。西武は4連勝のあとに連敗。再び借金生活に舞い戻った。

滝澤痛恨、2失策が失点に直結

 負傷で登録抹消の源田壮亮に代わって3試合連続のショートで先発した滝澤夏央。これまで好守が光っていたが、敗戦に直結する二つの痛恨のエラーを喫した。

 1ー0の六回2死一、二塁。代打寺地隆成の叩きつけた高いバウンドをうまくすくい、すぐにワンバウンド送球をしたが、これをファーストのネビンが捕球できず、逸らした間に二塁走者が一気に生還。同点に追いつかれた。あと一歩で好プレーでピンチを凌いだ場面だったが、紙一重の差だった。

 1ー1で迎えた延長十回。守護神平良海馬がマウンドに上がると、1死一塁の場面でショートへの当たりを滝澤が今度はファンブル。1死一、三塁とされ、ポランコは敬遠で満塁策に。ここで中村奨吾にセンターへタイムリーを浴び、万事休した。滝澤にとっては特に悔しい敗戦となったことだろうが、貴重な経験として今後の糧としてほしい。

打線わずか2安打、投手陣踏ん張りきれず

 20日のソフトバンク戦で3安打1得点だった打線が、この日もわずか2安打。見せ場は初回の1点のみだった。先頭の西川愛也がデッドボールで出塁し、盗塁に成功。1死から3番ネビンがセンターへタイムリーヒットを放った。ネビンはこれで6試合連続安打で、2戦連続の打点。繋がりに欠ける打線にあって、貴重な3番として君臨している。

 二回以降は打線が沈黙。五回に滝澤が放ったセンター前ヒットのみで、それも西川の併殺打で得点ならず。その後は凡打の山となり、チャンスは七回のみ。1死二塁の場面で代打攻勢をかけ、ベテランの栗山巧、中村剛也コンビがいずれも倒れた。

 先発高橋は被安打6、2四球で球数がかさみ、115球を投じて粘り強く6回1失点にまとめたが降板。またも勝利投手の権利は逸した。後を継いだ佐藤隼輔、ウィンゲンター、ラミレスが無失点リレーと粘ったが、実らなかった。

 23日の先発はここまで2戦2勝の左腕菅井信也。まずはバックを立て直し、好投を盛り立てて悪い流れを断ち切りたい。

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