悪夢の開幕3連敗 打線の粘りは収穫

試合雑感

3月30日(日)13時・ベルーナドーム

日本ハム 103 020 010|7

西  武 100 100 030|5

(日)○バーヘイゲン(1勝)、松岡、宮西、山本拓、河野、S齋藤(1S)ー田宮

(西)●髙橋光成(1敗)、E.ラミレス、黒木、黒田、羽田ー古賀悠、牧野

▽本塁打 【日】野村 佑希 1号(3回表3ラン)野村 佑希 2号(5回表2ラン)【西】外崎 修汰 1号(4回裏ソロ)

 悪夢のスタートとなった。西武が30日、本拠地ベルーナドームで日本ハムに5ー7で敗れ、2014年以来の本拠地開幕3連敗を喫した。昨年0勝11敗で雪辱を誓った高橋光成が、4番野村佑希に2発を浴びて6打点を許し、打線の追い上げも及ばなかった。

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高橋光成、試合を壊す乱調

 流石に1人にやられすぎである。初回に2死からレイエスに二塁打を許し、続く野村に連続ツーベースを浴びてあっさり先制点を与えた。打線はその裏にネビンの犠飛で追いついたが、三回に1死一、二塁で野村への初球、150キロの真ん中より直球をレフトスタンドに3ランを打たれた。

 四回に外崎修汰が今季チーム第1号となる「アップルパンチ」で反撃ムードをつくったのも束の間。五回に2死からレイエスに二塁打を許すと、野村への初球、真ん中よりの今度はカットボールを再びレフトスタンドへ。同じ相手に3度やられた上、追い上げた直後だけにタイミングも最悪だった。

打線は初の長打絡む5得点と収穫

 負けは負けとは言え、打線には過去2試合にはない収穫があった。1点を追う初回に1番長谷川信哉が左前打で出塁し、2番西川愛也も右前打で続いて無死一、三塁と理想の形へ。3番ネビンがライトへ犠牲フライを放ち、同点とした。タイムリーではなかったものの、オープン戦ではまった1〜3番で繋ぐ初回の先制パターンを実現させた。

 四回には、今季6番サードと負担を減らした外崎がレフトスタンドへホームラン。西武はここまで長打が一本も出ていなかっただけに、一発の価値は大きい。

 2ー7と敗色濃厚となった八回にも打線が意地を見せた。代わった山本拓実から、先頭の長谷川が8球粘って四球を選び、ネビンの左前打で1死一、三塁に。ここで2試合ぶりに4番に入ったセデーニョが低めのストレートをとらえ、2点タイムリーとなる二塁打を放った。この日は2安打と状態を上げてきた。渡部聖弥も中前打で続き、代打中村剛也の打席でパスボールがあり、1点を加えた。2点差として中村も四球を選び、2死一、二塁で、オープン戦で打撃好調だった牧野翔矢が打席に。一打同点のチャンスだったが、あえなく空振り三振で勝機はついえた。

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