西武 投手王国?4戦連続完封リレー

試合雑感

3月21日18時・ベルーナドーム

DeNA 000 000 000|0

西 武 000 002 000|2

(D)東、●浜地、森原、伊勢ー山本、戸柱

(西)今井、羽田、ラミレス、○甲斐野、ウィンゲンター、佐藤隼、S平良ー古賀悠

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7人で完封リレー、36イニング連続無失点

  5ー0、6ー0、10ー0、2ー0。西武が4試合連続完封勝ちを収めている。これでオープン戦は7勝3敗2分けで勝ち越しを決め、日本ハムに次ぐ2位に浮上。ここまで昨季の不振が嘘のような戦いぶりを見せ、逆に心配になるほど。開幕前から「春の珍事」とも叫ばれる。

【西武】OP戦2位は〝春の珍事〟かそれとも… 超強力投手陣完成で「逆襲」のシーズンへ | 東スポWEB
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 好調の要因は何といっても厚みのある投手陣だ。まずは2年連続開幕投手を務める今井達也。1週間後の日本ハム戦を前に先発し、盤石の投球を見せた。3回を32球、打者9人を無安打無四球で4奪三振と、昨季日本一に輝いた強力DeNA打線を手玉に。最速157キロと早急は健在ながら今季は力感のないフォームから腕を振り、余裕を漂わせる。侍ジャパンのオランダ戦、オープン戦の阪神戦を含めて3試合で9回無失点。球界を代表する右腕になりつつあり、今季は圧倒的な存在となり得る。

 昨季との大きな違いは中継ぎ陣の充実ぶりだ。今井から継いだ6人がそれぞれ1イニングをしっかり無失点でリレー。羽田慎之介とラミレスは各1安打を許したが、甲斐野央は最速157キロの速球を軸にフォークを織り交ぜ、3者連続三振と圧巻の投球。直後に味方が2得点と攻撃につなげ、勝利投手となった。さらにウィンゲンターと佐藤隼輔、最後は抑えの平良海馬が、それぞれ無安打で締めた。この3人は勝利の方程式となりそうだ。

ルーキー渡部聖弥が先制打で開幕スタメンへアピール

 打線は六回に均衡を破った。先頭の3番ネビンが二塁打で出塁すると、4番中村剛也の中飛で三塁へ進塁。ここでルーキー渡部聖弥が、浜地真澄の3球目の真ん中寄り直球をとらえて逆方向の右翼へ弾き返して三塁打とし、先制に成功した。続く好調の外崎修汰も中前打で返し、2点をもぎ取った。

 渡部は19日の広島戦に続く2試合連続タイムリー。外野手陣は、ライトが1番長谷川信哉、センターが2番西川愛也でほぼ固まっただけに、残るレフトの枠で開幕の座をつかむために大きな打席に。春季キャンプからアピールを続け、途中3試合無安打もあったが、勝負どころで結果を残し、貴重な戦力となりそうだ。

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