2025年5月27日(火) 前 橋
【パーソル パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス 7回戦
【試合終了】 ◇開始 18:01 ◇終了 21:27 ◇試合時間 3時間26分 ◇入場者 11,281人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
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楽 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 | 12 | 0 |
西 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 1 |
球審:本田 、塁審(一):市川 、塁審(二):小林 、塁審(三):牧田
バッテリー
本塁打
凱旋登板を飾ることはできなかった。地元群馬で先発した西武の高橋光成が、7回自責点0で1失点と好投も、援護は1点のみ。救援陣が打たれ、チームも敗れた。
打線はネビンの1発のみ
渡辺久信前監督代行兼GMにとっても故郷の群馬で、始球式を行った試合。今季の勝負強さを目の前で見せることは叶わなかった。
序盤は毎回走者を出しながら得点に結びつかなかった。初回は1番西川がヒットで出塁も盗塁失敗。その後外崎のツーベースも後が続かなかった。二回には長谷川がヒットも、蛭間が空振り三振で盗塁死のダブルプレーに。楽天の捕手太田の肩でチャンスを潰された。
四回、4番ネビンがバックスクリーンに飛び込む2試合ぶりの5号ソロで先制。だが打線の見せ場はこの一打のみだった。
五回は蛭間のヒットと元山の犠打で二塁に進んだが、炭谷のショートライナーで蛭間が飛び出してまたもダブルプレー。六回は先頭の西川がこの日3安打目となるツーベースを放ち、源田が犠打で三塁に進めた。だが外崎はサードゴロ、ネビンは敬遠で、頼みのセデーニョは空振り三振。結果的にこの場面が勝負を分けた。
2点を追う九回も1死からネビンがツーベースを放つも、セデーニョが空振り三振。長谷川が四球でつなぎ、代打中村剛に託して逆転サヨナラの一発が期待されたが、あえなくライトフライに終わった。
高橋121球の熱投
白星はつかなかったが、意地は見せた。高橋は121球を投じて被安打7、6奪三振で1四球で自責点0。六回の味方のエラーが響いた。
毎回のように走者を背負いながら要所を締めて五回まで0を並べた。勝ち投手の権利を得てマウンドに立った六回。サード外崎がまさかの落球で、無死二塁のピンチを招いた。村林からは空振り三振を奪ったが、4番鈴木にライトへ痛恨の同点タイムリーを許した。後続はゴロ二つに仕留めただけに、得点圏まで許した失策があまりに痛かった。
ただ、粘りが光ったのは七回。先頭の浅村に今度はフェンス直撃のツーベースを許し、再び無死二塁と勝ち越されるピンチに。犠打で1死三塁とされ、辰己には四球と盗塁で二、三塁に。ここで小深田をファウルフライ、中島を空振り三振に切って取り、地元ファンを沸かせた。白星こそつかめなかったが、負けなかったのは昨季までと違う姿だ。この投球を続けていれば、また自ずと白星がつくだろう。
結局、リリーフ陣のウィンゲンター、羽田、水上が計5安打2失点と打ち込まれて勝機を逸した。うィンゲンターはこれで2試合連続敗戦投手に。リーグ2位タイの19登板で、日本初挑戦でのフル回転に疲労が蓄積している状態か。他の救援でカバーする必要がありそうだ。
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