西武7得点で大勝、連敗3でストップ

試合雑感

2025年5月7日(水) ベルーナドーム

【パーソル パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs 福岡ソフトバンクホークス 9回戦 

【試合終了】 ◇開始 18:01 ◇終了 20:51 ◇試合時間 2時間50分 ◇入場者 20,104人

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球審:敷田 、塁審(一):小林 、塁審(二):山路 、塁審(三):鈴木 

【勝投手】髙橋光成(2勝2敗)
【敗投手】東浜(1勝2敗)

バッテリー

【ソフトバンク】東浜尾形藤井ヘルナンデス大山 ‐ 嶺井
【西武】髙橋光成羽田甲斐野ウィンゲンター山田 ‐ 古賀悠

本塁打

【ソフトバンク】栗原 2号(1回ソロ 髙橋光成
【西武】西川 2号(2回ソロ 東浜

 やはり一つの勝利は本人にとっても、チームにとっても大きかったか。西武の先発高橋光成が13連敗の後に2連勝。初回に失点したが、すぐさま打線が3点を返し、計4得点の援護を受け、5回1失点にまとめた。ソフトバンクに対して同一カード3連敗だけは避けたかった中で、大きな1勝をつかんだ。連敗を3で止め、これで再び貯金1とした。

高橋5回1失点、2連勝

 苦しみながらも勝利投手となった。高橋は89球で5回で被安打6、4四死球を許しながら1失点で、先発として最低限の役割を全うした。初回に2死から栗原に右中間へのソロ本塁打を浴びた。だが二回以降に粘った。二、三、四回は3イニング連続のダブルプレー。四回は2死満塁のピンチを招いたが、牧原を一塁ゴロに抑えた。三者凡退のイニングはなく、毎回走者を与えたものの要所を凌ぎ、3点リードを守ったのが大きかった。

 六回以降は継投策がはまった。六回は左腕羽田、七回は甲斐野がいずれも三者凡退。こうなると盤石の勝ちパターンに。八回はウィンゲンターが危なげなく三者凡退で抑えた。

初回ミスにつけ込み一挙3得点

 2試合連続無得点、さらに前日は27人で無惨に片付けられた打線が、この日は意地を見せた。相手のミスにもうまくつけ込んだ。

 0ー1の初回、1番西川が2試合ぶりに初打席のヒットを放つと、3番渡部がツーベースで1死二、三塁に。ここでネビンがタイムリーを放ち、3試合ぶりに先制した。さらに平沼が放ったセカンドへのダブルプレーコースのゴロに、ソフトバンクの牧原が悪送球でタイムリーエラーに。2ー1と逆転に成功した。ここでネビンがきっちり三塁を陥れると、続く外崎がライトへの犠牲フライ。間一髪でネビンが生還し、3点目を奪った。

 二回には、西川がライトスタンドへソロホームラン。今季2号が大きな追加点となった。西川は続く打席でもツーベースを放ち、サイクルヒットまで三塁打を残すのみとなったが、達成とはならなかった。それにしても猛打賞で2得点と大きな働きだった。

 3点リードの九回には、先頭の滝澤がヒットで出塁し、ネビンが中前打で一、三塁に。ここで平沼がタイムリーを放ち、1点を追加した。さらに元山が2点タイムリー。ここ2戦の鬱憤を晴らすような7得点となった。

 この日支配下登録され、9番先発で抜擢されたモンテルだったが、空振り三振、キャッチャーフライ、空振り三振といいところなし。大事なデビュー戦で、まだボールの見極めが厳しく、結果を残すことはできなかった。

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