西武4連勝で3位浮上

はじめに

2025年4月30日(水) ベルーナドーム

【パーソル パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス 3回戦 

【試合終了】 ◇開始 18:00 ◇終了 20:22 ◇試合時間 2時間22分 ◇入場者 18,629人

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楽天001000000131
西武20000010x3100

球審:山本力 、塁審(一):川口 、塁審(二):木内 、塁審(三):石山 

【勝投手】菅井(3勝1敗)
【敗投手】藤井(0勝1敗)
【セーブ】平良(6セ)

バッテリー

【楽天】藤井西垣今野 ‐ 太田堀内
【西武】菅井甲斐野山田ウィンゲンター平良 ‐ 炭谷

本塁打

【楽天】中島 2号(3回ソロ 菅井

 投打ががっちりかみ合っての勝利となった。西武が今季2度目の4連勝で貯金1とし、3位に浮上。先行逃げ切りのパターンがハマった。

先制攻撃で2得点

 初回に先頭の西川がセンター前ヒットで出塁すると、長谷川がセンターへツーベース。無死二、三塁の好機で、ルーキー渡部がセンター方向へタイムリースリーベース。得点圏打率5割超を誇る勝負強さをこの日も発揮し、苦手の楽天の先発藤井から3連打で2点を奪った。

 二回以降はチャンスで一打が出なかったが、2-1の七回、2死から滝澤、児玉が連打で一、三塁の好機をつくると、西川がライトへのタイムリー。前日に続いて下位打線からつながり、貴重な追加点を奪った。

 前日の7得点ほど打線はつながらなかったものの、これで4試合連続の2桁安打。セデーニョと源田が戻って来ればさらに活性化が期待できるはずだ。

中継ぎ無失点リレー

 高橋光成が597日ぶりに勝った流れを引き継ぐように、投手陣は5人のリレーが決まった。先発菅井は5回を被安打1、4三振、3四球で1失点。球数はまだ65球だったが、ここで早めの継投策に出た。甲斐野、山田が無失点でしのぐと、勝ちパターンへ。ウィンゲンターは三者凡退、平良は1四球でともにゼロに封じた。

 中でも山田とウィンゲンターの安定感が際立つ。山田はこれで今季のデビューから7試合連続無失点。被安打は7だが四球はわずか1と制球力の高さが光る。セットアッパーに定着したウィンゲンターは10試合で15奪三振、1失点で7ホールドと素晴らしい活躍を見せている。

 こうした新戦力の台頭、補強が今季ここまでの健闘ぶりに大きく貢献している。

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