2025年4月29日(火) ベルーナドーム
【パーソル パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス 2回戦
【試合終了】 ◇開始 14:00 ◇終了 17:34 ◇試合時間 3時間34分 ◇入場者 27,624人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
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楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 7 | 0 |
西武 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | x | 7 | 11 | 0 |
球審:岩下 、塁審(一):山本力 、塁審(二):川口 、塁審(三):木内
バッテリー
長い長いトンネルを抜け、実に597日ぶりの白星となった。球団ワーストとなる13連敗が続いていた西武の高橋光成が、6回を88球で被安打4、2四球で無失点で勝ち投手に。打線も2桁安打で大量7点の援護で大勝し、3連勝で借金を完済した。
ついに勝った!高橋6回無失点の粘投
高橋は出足こそボール先行で苦しんだ。初回、いきなり先頭の小深田、2番村林に連続四球。嫌な立ち上がりとなったが、ここで浅村を空振り三振とし、鈴木をセンターフライ、渡邊をファーストゴロに打ち取り、難を逃れた。1ー0の二回にも先頭の阿部にライトへの二塁打を許した。宗山のファーストゴロで1死三塁とされると、ここで堀内がスクイズを仕掛けて空振りし、三塁走者の阿部もアウトに。相手に助けられる形のダブルプレーで、再びピンチを凌いだ。
2点の援護をもらった三回以降は、徐々にペースを掴んだ。四回と五回も走者を背負いながら無失点に抑え、勝ち投手の権利を得た。六回も無失点に封じ、これで3試合連続で自責点0となった。
渡部また先制タイムリー、序盤小刻みに得点
もはや見慣れた光景となりつつある。打線は初回に西川がセンターへのヒットで出塁すると、3ボールから盗塁に成功。長谷川はアウトとなったが、3番渡部がセンターへ鮮やかなタイムリーを放ち、1点を先制した。得点圏はこれで打率6割超え。得意の先制パターンとなった。
二回には先頭の古賀がライト前ヒットで出塁。滝澤がしっかりバントで送ると、ここで9番児玉がライト方向へタイムリーツーベース。今季2本目のヒットが初打点となり、下位打線がつながって2点目をもぎ取った。
四回は2死から滝澤の四球と盗塁、児玉の四球で一、二塁のチャンス。ここで1番西川がセカンド後方、前進のライトの前にポトリと落とすタイムリーに。さらに二、三塁として、長谷川が引っ張った打球が三塁ライン際でバウンドしてレフトへ。2人が帰って5ー0とした。ここまで援護点が1点台だった高橋にとって、大きな5点に。今季3点以上を取った試合はここまで7勝2敗。勝利を手繰り寄せる序盤の攻撃となった。
六回には、2死走者なしから長谷川がセンターへのヒットで出塁し、渡部が左中間へタイムリーツーベース。2戦連続の適時打2本で、5試合連続マルチ安打に。試合が落ち着きかけた時に、あっという間に1点を追加した。ネビン、中村も続き、4連打となってさらに1点を加えた。この日は若い3人とネビンの1〜4番がそろってマルチ安打。投打ともに今後に勢いづく大きな1勝となった。
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