西武5連勝ならず 勝率5割に

2025年4月20日(日) ベルーナドーム

埼玉西武ライオンズ vs 福岡ソフトバンクホークス 6回戦 

【試合終了】 ◇開始 13:01 ◇終了 15:33 ◇試合時間 2時間32分 ◇入場者 24,751人

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【勝投手】東浜(1勝0敗)
【敗投手】渡邉(1勝2敗)
【セーブ】オスナ(2セーブ)

バッテリー

【ソフトバンク】東浜松本裕オスナ ‐ 嶺井海野
【西武】渡邉羽田田村E.ラミレス山田 ‐ 古賀悠

 同一カード3連勝とはならなかった。西武は初回に幸先よく先制も、三回に逆転を許すと、打線は散発3安打で反撃できず。勝率は5割に逆戻りした。渡邉勇太朗は5回3失点で降板。6日のソフトバンク戦に続き、同じ相手に2敗目を喫した。

初回に幸先よく先制

 初回は理想的な攻撃を見せた。先頭の西川愛也がライトへ二塁打を放つと、登録抹消された源田壮亮に代わって2試合連続で2番に入った児玉亮涼が送りバントに成功。1死三塁とし、3番ネビンが初球のカーブをとらえ、センター前ヒットで先制。今季初登板の東浜巨の出端をくじき、わずか5球で1点を奪った。だが、この日の見せ場はここまでだった。

 二回以降は苦手の東浜の術中にハマった。その後の安打は、四回の古賀悠斗の単打1本のみ。ゴロとフライで凡打の山を築かれ、気づけば7回1失点にまとめられた。九回には、1軍に昇格後初打席となったベテラン栗山巧が代打で出場もセカンドゴロ。ほとんどチャンスすらつくれないまま、完敗した。

渡邉踏ん張れず5回3失点

 今井達也、隅田知一郎がつくったいい流れを引き継ぐことができなかった。初回は先頭の周東右京に四球を与え、続く今宮健太を併殺に打ち取った。1ー0の三回、9番佐藤直樹にフェンス直撃の三塁打を許すと、一塁ネビンのフィルダースチョイスで失点。さらに今宮、栗原陵矢に連打を許し、勝ち越された。四回にも2死二塁から佐藤にライトへタイムリーを打たれ、3点目。同じ打者にやられ、5回で9安打を浴びて降板となった。六回以降は羽田慎之介、田村伊知郎、ラミレス、山田陽翔が無失点リレーだったが、打線の援護に恵まれなかった。

 5連勝は逃したものの、3カード連続勝ち越しは上出来と言える。次戦は、15日のオリックス戦で7回自責点0と好投した高橋光成に、不名誉な連敗記録を何としても止めてもらいたい。一つ白星がつくことで、本人もチームも波に乗っていくはずだ。

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