西武4発で快勝

試合雑感

2025年5月24日(土) ZOZOマリン

【パーソル パ・リーグ公式戦】 千葉ロッテマリーンズ vs 埼玉西武ライオンズ 9回戦 

【試合終了】 ◇開始 14:00 ◇終了 16:43 ◇試合時間 2時間43分 ◇入場者 24,141人

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球審:牧田 、塁審(一):原 、塁審(二):笠原 、塁審(三):市川 

【勝投手】今井(5勝1敗)
【敗投手】サモンズ(1勝1敗)

バッテリー

【西武】今井山田 ‐ 古賀悠
【ロッテ】サモンズ木村坂本澤田菊地 ‐ 佐藤

本塁打

【西武】西川 3号(1回ソロ サモンズ)、ネビン 4号(1回2ラン サモンズ)、長谷川 2号(3回ソロ サモンズ)、長谷川 3号(8回2ラン 澤田
【ロッテ】

 前夜の大敗から一転、西武が鬱憤を晴らすかようなホームラン攻勢で快勝した。投げては今井が8回1失点で5勝目。6ー1でロッテを退け、連敗を2でストップさせ、試合が中止になったオリックスを抜いて2位に戻った。

長谷川2発、西川、ネビンも

 これまで43試合でリーグワーストの17本塁打だった西武打線が、この日だけで4発を放った。渡部聖がけがで欠場したこの日、初回から奮起した。

 まずは西川が2球目の150キロの直球を捉え、高々と舞い上がった打球はライトに放り込む先頭打者ホームラン。さらに、渡部聖に代わって3番に入った外崎が8球粘って四球で出塁すると、今度は4番ネビンが真ん中寄りのスライダーを、レフトスタンドへ運んだ。先発今井にとって大きな3点の援護となった。

 圧巻は長谷川の2発だ。初回もレフトへツーベース。3ー0の三回には真ん中寄りのストレートをレフトへソロホームラン。4ー1の八回には、内角のストレートをうまくさばき、レフトスタンドへ最短距離で運んだ。これで3安打3打点、2本塁打の活躍だった。

 大振りをせずに長打を放ったことで、今後の飛躍のきっかけになる日になったかもしれない。低迷していた打率も.189まで上げてきた。

今井、平常運転で8回1失点

 今井にとっては十分すぎる3得点だった。最大のピンチは初回だった。先頭藤原への四球と池田へのヒットで1死一、三塁に。ここでギアを上げた。4番安田に158キロ、159キロの速球を4球連続で投じて空振り三振。続くソトには初球の高めで自己最高の160キロをマーク。1ボール2ストライクからは、145キロのフォークで、連続の空振り三振に仕留めた。

 四回こそ2死二塁から山本にタイムリーツーベースを許したが、失点はこれだけ。五回以降はチャンスさえつくらせず、寄せ付けない投球だった。

 結局、8回を103球で被安打5で7奪三振、1四球で1失点にまとめた。最後は山田陽翔が2死一、二塁から抜けそうな当たりをセカンド元山が好捕すると、源田との連携でダブルプレー。デビューからの無失点記録を14に伸ばした。

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