2025年5月29日(木) ベルーナドーム
【パーソル パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス 9回戦
【試合中 9回裏】 ◇開始 18:00 ◇終了 21:12 ◇試合時間 3時間12分 ◇入場者 22,503人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
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楽 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 6 | 11 | 1 |
西 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 |
球審:小林 、塁審(一):牧田 、塁審(二):原 、塁審(三):本田
バッテリー
本塁打
1週間前は同じ先発の顔合わせで敗れた一戦。三回まで3点をリードしたが、先発武内が中盤で援護点を吐き出した。覆す打力は見せられず、3ー6で鮮やかな逆転負けを喫した。楽天を相手に、これで4カードぶりの負け越しとなった。
ネビン、誕生日タイムリー含む2打点
前週は6回1失点に抑えられた新外国人右腕のハワードに、初回から先制に成功した。2番に戻った源田がセンター方向へ抜けるスリーベース。3番起用の中村剛は三振に倒れたが、この日28歳の誕生日を迎えた4番ネビンが答えを出した。3ボール2ストライクから、内角低めのストレートをうまく右方向へ弾き返し、先制タイムリーとした。
三回にも打線が繋がった。先頭の西川がライト前ヒットで出て、源田もライト前ヒットで無死一、二塁に。ここで3番中村剛がバットを根本から折られながら、三塁線へのタイムリーヒットに。4番ネビンはレフトへのライナー性の当たりで、三塁走者の源田が攻めて頭から本塁へ。間一髪でセーフとなり、3点目を奪った。
ここまでは理想的な展開だったが、中盤に逆転を許すと、打線も沈黙。九回は代打牧野がセンター前ヒットと意地を見せたが、続く代打セデーニョはセンターフライで、西川のダブルプレーでゲームセットとなった。
武内、援護点守れず6回5失点で黒星
先発左腕の武内は、理想的な立ち上がりとは対照的に、中盤に一気に崩れた。初回に三者凡退で抑えると、三回まで1人の走者も許さずテンポ良くアウトを重ねた。
この間に3点の援護をもらったが、2点を加えた直後の四回に捕まった。簡単に2死としたが、浅村に初安打となるツーベースを許すと、続くフランコに外角高めのチェンジアップをレフトスタンド中段まで運ばれた。この一発で一気に流れを持って行かれた。
五回にも中島の内野安打に続き、太田にタイムリーツーベースを許し、あっという間に同点に。六回にも四球とヒット、進塁打で1死二、三塁とされ、村林に勝ち越しの2点タイムリーツーベースを許し、勝ち越された。武内はこの回で降板し、92球で6回を被安打6、4奪三振、1四球で5失点で今季初黒星。珍しい中盤の崩れ方だった。
リリーフ陣も、七回から登板の佐藤隼が回またぎした八回に四球を許し、1死で引き継いだ田村がフランコにタイムリーを許してだめ押し点を与え、アピールに失敗した。中1日で登板の水上は九回にヒットと四球を与えたが無失点。これで4試合連続の無失点となった。
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