2025年4月25日(金) ベルーナドーム
【パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs オリックス・バファローズ 4回戦
【試合終了】 ◇開始 18:01 ◇終了 21:54 ◇試合時間 3時間53分 ◇入場者 19,169人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | H | E | |
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オリ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 6 | 8 | 0 |
西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 1 |
球審:山口 、塁審(一):敷田 、塁審(二):有隅 、塁審(三):山路
バッテリー
本塁打
またもエースの好投がふいになった。今井達也が7回無失点も、守護神平良海馬がつかまって2点差を追い付かれた。延長十回には佐藤隼輔が4失点と炎上。勝ちパターンも崩れて4連敗となり、再び昨季の定位置、最下位に逆戻りした。
序盤先制、先発好投も…
同じパターンの負けを繰り返している。序盤に幸先よく先制も、複数点でだめ押しができないままに逆転を許す形だ。
今井は毎回のようにランナーを出しながらも耐え、7回を117球で被安打3、9奪三振3四球で無失点。さすがエースという投球を見せた。セットアッパーに定着しつつあるウィンゲンターも八回を無失点。だが、抑えの平良がこの日もピリッとしない。いきなり連続ツーベースを許してあっさり1点を返されると、1死二塁からワイルドピッチで、捕手の古賀悠斗が三塁に悪送球。バッテリーの自滅であっさり同点に追いつかれた。
こうなると覆す打線の力がないのが今の西武。十回、佐藤隼が初球、先頭の若月健矢にほぼど真ん中のストレートを左中間スタンドに放り込まれ、勝ち越された。これで緊張の糸が切れたのか計4失点で万事休した。
復帰の渡部さっそく3番で2安打
打線は4試合連続で初回の先制に成功した。2番長谷川信哉、3番渡部聖弥が連打を放ち、2死一、三塁から5番外崎修汰がセンターへタイムリーヒットを放った。
その後はゼロが続き、迎えた六回。ネビン、外崎、中村剛也が3連打で無死満塁の絶好機をつくった。ここで古賀がセカンドゴロに倒れ、代打平沼翔太も一、二塁間に抜けそうな当たりをセカンド太田椋の好守に阻まれてライナーでアウトに。これが結果的に勝敗を分けるプレーとなった。続く滝澤夏央の押し出し四球による1点止まりとなった。
チャンスをつくっても、複数点で突き放すことができないのが苦しい。収穫を挙げるとすれば、復帰した渡部が3番に座って早速2安打を放ち、外崎も久々のタイムリーが出て複数安打をマークしたことだ。翻ると、1番西川愛也がこの日無安打だったのが響いた。
初回に点を取るのは理想的な形だけに、そこで安心せず2点目、3点目を貪欲に取っていく攻めが必要になってくる。26日は3戦3勝の隅田知一郎が先発。ここは是が非でも連敗をストップさせなければ、また昨季のようにズルズルいく予兆となりかねない。
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