武内今季初登板勝利

試合雑感

2025年5月14日(水) みずほPayPay

【パーソル パ・リーグ公式戦】 福岡ソフトバンクホークス vs 埼玉西武ライオンズ 11回戦 

【試合終了】 ◇開始 18:00 ◇終了 20:56 ◇試合時間 2時間56分 ◇入場者 38,377人

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球審:森口 、塁審(一):梅木 、塁審(二):芦原 、塁審(三):土山 

【勝投手】武内(1勝0敗)
【敗投手】大津(0勝1敗)
【セーブ】平良(9セ)

バッテリー

【西武】武内甲斐野山田ウィンゲンター平良 ‐ 古賀悠炭谷
【ソフトバンク】大津尾形藤井ヘルナンデス岩井大山 ‐ 嶺井

本塁打

【西武】渡部聖 1号(1回ソロ 大津
【ソフトバンク】

 連敗を回避し、大きな1勝を挙げた。西武は昨季の新人王の武内が今季初登板で勝利。連勝が止まったあとに負けると連敗するパターンが続いていたが、この日は違った。中盤に勝ち越し、継投策がはまって逃げ切り勝ちを収めた。

苦しみながら5回1失点

 今年1月に左肘内側の側副靭帯不全損傷と診断され、出遅れた武内。リハビリを経て2軍では結果を残し、開幕から1カ月半遅れでようやく1軍に戻ってきた武内だが、初回から苦しんだ。先頭から野村、佐藤に乱打を浴び、栗原に四球を与えて無死満塁に。ここから本領を発揮し、山川から空振り三振を奪うと、中村の鋭い当たりは一塁平沼が跳びながらキャッチし、柳町はセカンドゴロに抑え、絶体絶命のピンチをしのいだ。

 1点の援護を得た二回も先頭の石塚にヒットを許し、嶺井にも連打を浴びたが、ここで嶺井が一、二塁間で挟まれて走塁死。ただ1死三塁から牧原に犠牲フライを打たれ、同点とされた。後続を断つと、三回から徐々に波に乗り、五回まで投げ切り、勝ち投手の権利を得て降板。結局、89球で被安打4、3四球を与えたが1失点にまとめたのはさすがだった。

継投策ピタリ無安打リレー

 六回以降は、今季自慢のリリーフ陣が真価を発揮した。2ー1の六回に甲斐野が山川から空振り三振を奪い、中村の四球を挟んで後続を断つと、七回には今季ここまで無失点の山田がついに勝ちパターンに投入され、期待に応えて三つのゴロで三者凡退に片付けた。これでデビューから11試合連続無失点となった。ここまで来れば盤石だ。八回はウィンゲンターが二つの空振り三振で13球で抑え、九回は守護神平良が2四死球を与えながら、ダブルプレーと空振り三振で締めた。

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