2025年5月11日(日) ベルーナドーム
【パーソル パ・リーグ公式戦】 埼玉西武ライオンズ vs 千葉ロッテマリーンズ 7回戦
【試合終了】 ◇開始 14:01 ◇終了 16:46 ◇試合時間 2時間45分 ◇入場者 25,959人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
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ロ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
西 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 | x | 10 | 14 | 1 |
球審:有隅 、塁審(一):石山 、塁審(二):岩下 、塁審(三):長川
バッテリー
投打ががっちりかみ合った。西武が投げては左腕隅田が7回無失点の好投、打っては序盤に渡部、ネビンのタイムリーで3点を先制し、中盤以降も大量7点を加えて今季初の2桁得点となる10点で大勝。これで4連勝となり、ロッテには同一カードで3戦連続無失点の3連勝を飾り、貯金は今季最多の「4」に増えた。隅田はハーラー単独トップの5勝目。
渡部、ネビン連続タイムリーで序盤先行
打線は三回、チャンスで畳みかけた。1死から西川の2打席連続四球と滝澤のライト前ヒットで一、三塁の好機に。最近は調子を落としていた渡部が、ここで石川の3球目、外角カットボールをしぶとくセンター前へ運び、先制タイムリー。さらに前日満塁本塁打を放ったネビンが、高めのストレートを振り抜き、レフトフェンス直撃のツーベースで、2人を返した。前日に4点を奪った三回にこの日も大きな3得点を挙げた。
3ー0の六回にも2死二塁から古賀が2戦連続タイムリーとなるライト前ヒットを放ち、1点を追加した。最近は9番古賀、2番滝澤の働きが、打線につながりを生んでいる。
七回にも打線が爆発し、一挙5得点を挙げた。1死から渡部のこの日2本目のヒットに続き、ネビンの三塁への当たりがエラーを誘い、一、三塁とチャンスを拡大。ここで41歳の中村剛が、高卒2年目右腕の木村からしぶとくレフトへタイムリーツーベースで加点した。さらに外崎が四球で続くと、1死満塁から源田がこの日3安打目となるライトポール際の当たりが2点タイムリーに。長谷川の犠飛、古賀のタイムリーも。九回も渡部の3本目のヒットから、途中出場の元山、児玉が連打でつなげ、1点を加えた。
隅田、抜群の安定感で5勝目
3・4月に4戦全勝で自身初の月間MVPに輝いた隅田。前回登板では8回3失点で初黒星を喫したが、この日はスコアボードに0を並べ、7回を98球で被安打3、8奪三振、2四球で無失点。三回に3点の援護点を得ると、迎えた五回に最大のピンチを迎えた。2死から友杉にレフト前ヒット、山本大に三塁ファンブルのエラー、藤岡に四球を与えて満塁に。ここで藤原をファーストゴロに封じ、本塁に返さなかった。
この日もストライク先行の投球で、各回の先頭打者を許さなかったのが大きかった。2番藤岡のみ投げにくそうで、2本のヒットと四球を許したが、それ以外の打者はほぼ完璧に抑えた。
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