4月11日(金)18時・エスコンフィールドHOKKAIDO
西 武 000 000 000 000|0
日本ハム 000 000 000 002|2
(西)今井、ウィンゲンター、佐藤隼、平良、●甲斐野(1敗)ー古賀悠
(日)山﨑福也、田中、池田、河野、○杉浦(1勝)ー田宮、伏見
▽本塁打 郡司裕也1号2ラン(12回=甲斐野)
延長十二回。あと1死、あと1球で引き分けとなるところだった。西武は甲斐野央が1ボール2ストライクと追い込んでからの4球目のフォークを、代打郡司裕也にライトスタンドに運ばれた。3時間40分の結末は西武にとって最悪だった。
日本ハム相手にこれで4連敗。今井達也がノーヒットノーランペースで封じ、勝ちパターンを注ぎ込んだが、最後に踏ん張れなかった。ただ、敗因は言うまでもなく、あまりに情けない打線だ。
今井ノーノー見えた 8回無失点
西武・今井達也、日本ハム・山﨑福也の投げ合いは、六回まで互いに無安打無得点が続いた。先にヒットが出たのは西武。七回の先頭、4番中村剛也がセンター前ヒットでこのゲーム初安打を放った。だが頼みの渡部聖弥がセンターフライに倒れると、源田壮亮、外崎修汰と後続はあっさり凡退した。
その裏、今井は先頭の清宮幸太郎に四球を与えた後、2死までこぎつけ、5番捕手の田宮裕涼に3球目の真ん中寄り151キロのストレートをライト前に運ばれた。さらに四球で満塁のピンチに。ここは上川畑大悟をスライダーで空振り三振を奪い、しのいだ。

打線は12回で散発3安打
開幕戦に続き、今井の好投に報いることができなかった。八回は2死から長谷川信哉がセンター前ヒットで出塁し、盗塁にも成功。だが西川愛也がピッチャーゴロに倒れた。
その裏は今井が先頭の水野達稀にライトへの二塁打を許したが、バントを引いた後に捕手の古賀悠斗が二塁走者の水野を刺した。その後も二塁打と死球でピンチを招いたが、これもレイエスをショートゴロに仕留めてお役御免となった。
その後、西武のチャンスは延長十回、外崎のヒットと古賀の犠打による2死二塁のみ。ここも代打平沼翔太がセンターフライに倒れた。
今井の後を継いだウィンゲンター、佐藤隼輔、平良海馬とノーヒットで難なく無失点でリレーしたが、最後に捕まった。ここで打率3割6分の郡司を代打で出せる日本ハムが上手と言わざるを得ない。
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